大腸がん予防に効く食べ物『麦味噌』で今日から快腸生活!

日本人に、なじみのある「味噌」。
ごはんのお供に、味噌汁を食べる人も多いのではないでしょうか。

味噌には、米味噌・豆味噌・麦味噌と大きく分けて3種類ありますが、その中でも今、「麦味噌」が健康に良いことで注目されています。
そんな麦味噌が、「大腸がんの予防に効果的」ということをご存知でしょうか?

麦味噌とは?

麦味噌とは、大豆・塩・麦麹を原料とする味噌です。
甘みと旨みが特徴で、産地によってそれぞれの味に違いがあります。

味噌汁はもちろん、そのまま味わう野菜スティックや、味噌漬けなどにも使われています。

大腸がんとは?

水分や栄養を体内に吸収して、便を作り出す役目がある大腸に発症するがんです。
年々患者数は増加しており、臓器別に見ても死亡率は、男女ともに上位に入ります。

早期の場合、自覚症状はほとんどなく、がんが広がるにつれて、下痢や便秘、貧血、血便、体重減少などの症状が出てきます。
40才以上から発症率が高くなりますが、20~30代でも発症する可能性はあります。

大腸がんの原因と予防

原因

  • 食の欧米化(高タンパク、高カロリーな食事)
  • 運動不足・肥満
  • 過度の喫煙・飲酒
  • 遺伝

 予防方法

  • 日頃から適度な運動を心がける
  • 食物繊維やカルシウム・ビタミンを意識した食事
  • 喫煙や飲酒を控える

これらは、腸内環境を整えることにつながっています。

つまり、毎日排便のある状態を作り、有害な物質を体外へ排出することで、免疫力が高まり、がんになりにくい体づくりにつながるのです。

愛媛県は大腸がんでの死亡率が日本一低い!

大腸がんの患者数が右肩あがりに増加している中、愛媛県は死亡率の低さが男性1位女性2位

その秘密は愛媛県民が普段から麦味噌を食べていることとも言われています。

実は、愛媛県ははだか麦の生産量日本一で、昔から麦みそが親しまれてきているのです。

では、なぜ麦味噌が大腸がん予防に効果的なのでしょうか?

その秘密は、麦味噌に含まれる2つの成分の整腸作用にありました。

今話題の注目成分「β-グルカン」

β-グルカンとは、麦味噌の原料である、大麦に豊富に含まれる「水溶性食物繊維」のことです。

食物繊維には、「不溶性」と「水溶性」の2種類があり、不溶性は、水に溶けずに便の材料となり、かさを増やします。

一方水溶性は、水に溶けドロドロになるため便を柔らかくします。

この「不溶性」と「水溶性」の理想バランスは2:1です。

不溶性は、食事で摂りやすいので、水溶性を意識して摂ることが大切なのです。

β-グルカンのもつ健康効果

  • 免疫力を高める
  • がん細胞を抑制する
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 腸内環境を整える

善玉菌の活動をサポートする「アミラーゼ」

「アミラーゼ」とは、麦味噌の麹菌に含まれている分解酵素のことです。

この「アミラーゼ」は、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を活発化させて、腸内環境を整える効果があります。

毎日続けることが大切

β-グルカンとアミラーゼを合わせもつ麦味噌を毎日続けて食べることで、腸内環境を整えることができるのです。

きれいな腸の状態を保つことは、大腸がんの予防だけではなく、肌荒れや体臭を防ぐ効果も期待できます。

テレビでも紹介!無理なく続けられる『麦生活』をはじめよう!

2016年5月。
TBSの人気健康番組『健康カプセル!ゲンキの時間』の『大腸がん』の特集で、麦味噌がもつ”大腸がんの予防効果”について紹介されました。

番組では、便秘や軟便などのお悩みを持つモニターさんが、3日間、ギノーの麦味噌『国産伊予のみそこし』を使った、『麦生活』に挑戦。

1日3食のうち、味噌汁の味噌を『麦味噌』に、白ごはんを『麦ごはん』に変更し、おかずはいつも通りでOK!

いたって簡単なこの麦生活ですが、たったの3日間でモニターさんの腸内の善玉菌は増加し、腸内環境が改善されました。
続けることで、かなりの腸内環境の改善が期待できそうです!(※個人差があります。)

普段の食事で取りづらい『β-グルカン』も、麦味噌なら、味噌汁などで気軽に毎日食べることができますよね。

米味噌や豆味噌を使っている方も、ぜひこの機会に麦味噌に変えてみてはいかがでしょうか?
麦味噌を使ったレシピもたくさん紹介しているので、あわせてチェックしてみて下さい。

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