サクフワなのにもちもちでジューシーな松山あげとは

今回は愛媛名産で全国でもファンが多い松山あげに関してです。

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松山あげの歴史

一般的な油揚げは、みなさんもご存知の通り、豆腐を薄く切って油であげた食品です。
油揚げのは1697年に本朝食鑑という文献にすでに作り方が記載されていました。その文献では、豆腐を薄くきって水けを切ってから油で揚げるという現在と同じ作り方の記載がされており、江戸時代に誕生したと想定されます。誕生したきっかけはいくつか説がありますが、その頃はやっていた天ぷらなどの揚げ物の1つとして考案されたという説が有力です。
その後、油揚げは全国に広がり、様々なかたちになっていきました。特徴は日本の西側では正方形、東側では長方形の傾向があり、宮城県などでは三角形だったりもします。
愛媛では豆腐の水分を飛ばしたものが幕末から明治にかけてつくられはじめました。生の油揚げよりも日持ちするする方法がないかと考え、干油揚として製造されたのがはじまりだといわれています。その後、干油揚げから松山あげと改名されて現在にいたります。

松山あげの特徴

この豆腐の水分を抜いて製造される松山あげには大きく2つの特徴があります。

(1)賞味期限は平均90日と非常に日持ちがいい
油揚げは平均で賞味期限は1週間弱ですが、松山あげはなんと90日間、約3か月もちます。油揚げを購入してすぐに賞味期限がきれたりなどの声をよく聞きますが、3か月もつことで非常に便利に使うことができます。一人暮らしの方などにも大変おすすめです。

(2)サクフワなのにもちもちでジューシーな味わい
松山あげファンが多い理由はやはりこの特徴のある食感や味わいにあります。調理の仕方によって、食感の幅も非常に広いため、様々な料理との相性が抜群です。お味噌汁だけではなく炊き込みご飯やお蕎麦など様々な料理で使用されてみてはいかがでしょうか。

ギノーみそではサクフワでジューシーな松山あげの販売も行っております。
是非ご覧ください。