ウイルス対策に役立てたい！食べる副菜「みそ汁」で免疫力UP

新型コロナウイルス感染症が心配される今、免疫力を高めてウイルスから身体を守ることは、常に意識しておきたいポイントですよね。
そこで今回は、免疫力向上に役立つ「みそ汁」の健康パワーとオススメの具材を紹介します。

みそ汁が免疫力UPにいい理由

味噌は、健康効果が注目されている発酵食品の中でも、とても身近な食品ですよね。
発酵食品である味噌には乳酸菌が多く含まれるので、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らして腸内環境を整えてくれます。
体の免疫細胞の多くは腸に集中しているため、腸内環境を整えることで免疫力の向上を促してくれます。

その味噌を使った料理の代表といえば、「みそ汁」ですよね。
みそ汁にすることで、野菜や肉、魚などの具材の栄養も一緒に摂れるため、免疫力を高めてくれる食材と組み合わせることで、簡単に食材の健康パワーをプラスすることができます。

免疫力を上げるためには腸内環境を整えることの他に、免疫細胞の働きを高めることが重要です。
小松菜には、免疫細胞の働きを高めてくれる栄養素である「ビタミンE」や「カロテノイド」を豊富に含みます。
その他にも、鉄分やカルシウムを多く含むのが特徴です。

キノコ類には、免疫細胞の働きを活性化させてくれる「αグルカン」という成分が含まれています。その中でも舞茸は、αグルカンを特に多く含んでおり、他のキノコより免疫力アップが期待できます。
またαグルカンは、インフルエンザへの予防効果も注目されています。

かぼちゃには、三大抗酸化ビタミンと呼ばれる「ビタミンE」「βカロテン」「ビタミンC」が豊富に含まれます。
βカロテンは皮膚や粘膜を正常に保ってくれる他、免疫力の向上に役立ちます。

免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることや免疫細胞の働きを高めてくれる栄養素を摂ることが大切です。
免疫力の向上に役立つ食材を毎日のみそ汁に取り入れて、ウイルス対策に役立ててみるのはいかがでしょうか。

腸内環境を整えるためには、麦味噌がさらにオススメです。