愛媛県外の半数以上の人が知らない!”麦みそ”が持つ健康効果2つ

大好評だった第1回『道後でみそ汁どうぞ』

2016年5月7日(土)に開催された、『道後でみそ汁どうぞ』。
このイベントは、健康面でも注目されている愛媛の”麦みそ”を、「県外の方にもっと知っていただきたい!」という思いからスタートしました。

今回は道後温泉の目の前に繋がる、道後商店街にて、愛媛の麦みそを使ったみそ汁をご試食いただき、アンケートにご協力いただきました。

当日は、ゴールデンウィーク中ということもあり、イベントに参加いただいた方のうち、県外からのお客様が86%
北は秋田県、南は沖縄県の方まで。また、中には海外のお客様もいらっしゃいました。

そんな中、『麦みそを知っている』という方はどれくらいいたのでしょうか?

県外の方のおよそ半分は”麦みそ”を知らなかった!

愛媛県外の方の”麦みそ”認知度

麦みそは知っていますか?

上のグラフのとおり、県外のお客様の半数以上が麦みそを知らないということが分かりました。

エリア別”麦みそ”認知度

エリア別認知度

今回のアンケートで驚いたのは、西日本より、東日本の方が”麦みそ”を知っていたということです。

一般的に東日本では、赤色の米みそや、豆みそなど、塩分の高い辛口のみそに馴染みがあるため、麦みそを知っている方は少ないものだと思っていました。

そのため、麦みそを食べる九州や四国などを含む西日本よりも、東日本の方が、麦みそを知っているという結果は、とても意外でした。
(※弊社独自のアンケートによる結果)

年齢別”麦みそ”認知度

年齢別認知度

上の図を見ていただく通り、年齢に比例して、麦みその認知度も少しずつ上がっています。

10代20代の方の中には、『普段自分が何みそを使っているかわからない』という方も、いらっしゃいました。

知って得する麦みその健康効果

今回のアンケートで、愛媛県外の半数以上の方が『知らない』と答えた麦みそ。

しかし、その麦みそには、健康な体づくりにつながる要素が、大きく分けて2つあります。

1.塩分が低い

塩分量は味噌の味に大きく影響しており、その割合も種類によって異なっております。
それぞれの味噌の塩分は以下のようになっています。

  • 米みそ(赤色辛みそ)…約13g
  • 米みそ(淡色辛みそ)…約12.4g
  • 豆みそ…約10.9g
  • 麦みそ…約10.7g(愛媛の麦味噌は約9g)

麦みそは他のみそに比べて、麹の割合が高く、塩分が低くなっていますが、その中でも、愛媛の麦みそはダントツに塩分が低く、高血圧予防にもいい調味料といえます。

■合わせて読みたい

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2.大腸がん予防に効果的

がん予防

近年大腸がんの患者数は右肩あがりに増加していますが、愛媛県は死亡率の低さが男性1位女性2位

その秘密は愛媛県民が普段から麦みそを食べていることとも言われています。

麦(麦みその原料の大麦やはだか麦)食物繊維が豊富で、みそは発酵食品のため腸に良く、またβ-グルカンと呼ばれる水溶性食物繊維は脂肪分の吸収を抑制するデータもあります。

麦みその麹菌にはアミラーゼという分解酵素が多く含まれ、腸内のビフィズス菌など善玉菌の活動を活発化させる働きがあると言われています。

普段食べるみそ汁を麦みそに変えてみませんか?

今回ご紹介させていただいたように、麦みそには健康にいい要素がたくさんあります。

しかし、大腸がん予防も、腸内環境の改善も、毎日麦みそ生活を続けてこそ効果があるものです。
みそ汁は、毎日食卓に並ぶものなので、一度はじめたら続けやすい健康法だと思います。

麦みそを知らなかった方も、この機会に思い切って、普段使っているみそを麦みそに変えてみてはいかがでしょうか。