40歳からが危ない『大腸がん』!今すぐ見直したい食習慣のポイント5つ!

近年、大腸がんの患者数が非常に増えてきています。
大腸がんの原因としては、食習慣の乱れやストレス、喫煙、運動不足、肥満などがあげられます。

急な腹部の異常や排便の状態に異常を感じたら、早めに病院を受診してください。

特に、40代から大腸がんの発生率が高まるそうです。
まずは食習慣を見直して、大腸がんの予防をはじめませんか?

大腸がんを予防改善する食習慣の見直し5つのポイント

1.洋食中心の食事から、和食中心の食事に切り替える

欧米的な食事は動物性資質が多く、腸内環境を整える働きをする野菜の摂取量が減ってしまいます。

野菜類を多くとれる和食では、食物繊維によって腸内環境を整え、免疫力を高めたり、有害な物質の排泄を助けます。

1日350グラムの野菜を摂取するように心がけることで、ビタミンやミネラル酵素なども補給でき、体を活性化してくれます。

2.塩分の多い食事を控える

塩分の摂取量は、男性であれば1日9グラム、女性であれば1日7.5グラムに抑えます。

塩分は体の水分を奪ってしまったり、腎臓や血管に負担をかけたりするため、摂りすぎはどんな病気にとっても大敵です。

できるだけ塩分を控え、バランスの良い食事を心がけましょう。

3.麦味噌の利用

味噌汁を作るときの味噌を、『麦味噌』にすることで、体に良い変化をもたらすといわれています。

麦味噌に使われている大麦には、β-グルカという水溶性の食物繊維が多く含まれているため、排便を促進させ腸内環境を整える働きがあります。

コレステロールを下げる働きも持っているため、ダイエットにも効果的です。

さらに麦味噌に含まれる麹菌が腸内環境を整える働きがあるため、大腸がんの予防や改善におすすめの食材といわれています。

4.禁煙

タバコを吸うことで、体に様々な害を与えることは知られていますが、禁煙できない・禁煙する気のない人がまだまだいるのが現状です。

タバコを自分では吸わないという人でも、副流煙には要注意です。

タバコを吸っている人に近づいて、その煙を吸ってしまうことによって、受動喫煙となり、タバコを吸っていないのに、吸う人以上に健康に被害が出ることもあるのです。

5.アルコールを控える

適度なアルコールは薬にもなるといわれていますが、飲みすぎや休肝日を設けず毎日飲むのはよくありません。

1日当たりのアルコール摂取目安量23グラムとし、できれば週に1、2日は肝臓を休める日を設けてください

バランスの良い食生活を心がけるために

和食中心の食事に切り替えるのはもちろんですが、だからといって野菜ばかりを食べていればいいというわけではありません。
健康を維持するためにも、適度に肉や魚、ごはんやパンなども食べ、バランス良い食事を心がけましょう。

また、大腸がんの原因の一つに肥満もあります。
肥満になることで体を動かすことがつらくなり、運動不足から大腸がんを引き起こしてしまうこともあるのです。

暴飲暴食や脂質の摂りすぎには十分注意しましょう。