辛い便秘は食生活で改善!身近にある便秘に効く食べ物7つご紹介!
お腹が張ったり、痛くなったりと、便秘は辛いものですよね。
ついつい薬に頼ってしまうという人も多いのではないでしょうか?
でもそんな便秘が普段の『食生活』で改善できるなら、ぜひ実行したいですよね。
そこで、私たちの身近にある『便秘解消の効果が期待できる食べ物』をご紹介していきます。
便秘に効く食べ物
麦味噌
大麦で作られた麦麹で発酵させて作る麦味噌には、β-グルカンという水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
便秘を解消するためには、不溶性と水溶性の食物繊維をバランス良く摂取することが大切なのですが、普段の食事では不溶性が多くなりがちです。
水溶性食物繊維であるβ-グルカンが摂れる麦味噌は、積極的に食卓に取り入れたい食材のひとつです。
オリゴ糖
オリゴ糖は、腸内にいる善玉菌のエサになる糖類です。
オリゴ糖を摂ると、ビフィズス菌や乳酸菌が活性化し、善玉菌が優勢の状態になります。
すると、悪玉菌の活動を抑え腸内細菌のバランスが良くなり、お通じも良くなるということがわかっています。
酢
便秘にお酢?と少し意外な気もしますが、酢に含まれる酢酸が、体内でクエン酸に変化して、腸内の悪玉菌を減らす働きがあるのだそうです。
さらに腸のぜん動運動を促して、お通じを良くする効果もあるそうです。
納豆
納豆菌は胃酸や胆汁に強いので、生きたまま腸まで辿り着き、善玉菌のエサになります。
また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が、両方バランス良く含まれているので、便秘改善に役立つと言われています。
ヨーグルト
生きたまま腸まで届く乳酸菌が入ったヨーグルトが人気ですが、乳酸菌は死んでも善玉菌のエサとなって、腸内環境を整えるのに役立つそうです。
ヨーグルトだけを食べるのではなく、納豆やキムチ、チーズなど他の発酵食品と合わせて摂ることで、より便秘改善に効果が期待できます。
バナナ
バナナは、腸内で善玉菌のエサとなる『オリゴ糖』を多く含んだ食材です。
善玉菌の活動を活発ににすることで、悪玉菌の活動を抑え、腸内環境を整えてくれます。
食物繊維も豊富なので、便秘には効果バツグンと言えそうです。
りんご
「お腹の調子が悪いときには、りんごが良い」と良く聞きますよね。
りんごには『アップルペクチン』と呼ばれる水溶性食物繊維が含まれています。
アップルペクチンは小腸で消化されずに大腸に届き、腸内で乳酸菌のエサとなります。
このように善玉菌である乳酸菌を活発にするので、腸内環境を改善してくれるのです。
普段の食生活から腸内環境を整えよう!
昔の日本人には、便秘が少なかったといいます。
毎日の食事の中で、乳酸菌の豊富な発酵食品、食物繊維たっぷりの野菜や海藻類を摂っていたからだと考えられています。
自然と腸内に善玉菌が増えて、腸内環境が良い状態になっていたのでしょう。
現代にも、乳酸菌や食物繊維を摂れる食材は身近にたくさんあります。
普段の食生活から腸内環境を整えて、便秘知らずの健康なお腹になりたいですね。
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