いいことづくし!美肌効果大のキャベツを味噌汁でたっぷり摂取!


冷蔵庫の常備野菜の一つであるキャベツ。味噌汁の具材としても定番の野菜ですね。

あくや味にくせがなく、色々な具材とよく合います。

お料理によく用いられるキャベツですが、どのような特徴があるのでしょう。

キャベツの種類

キャベツは種類が多く、葉がやわらかくて巻きがゆるい春キャベツ(春玉)、葉の巻きが堅い冬キャベツ(寒玉)、極早生の鮮やかな緑色の肉厚で柔らかいグリーンボール(丸玉)などがあります。

 

キャベツに含まれる2つの注目成分

ビタミンC

キャベツはビタミンCを多く含みます。100g中(中位の葉2枚程度)に、約40㎎含まれています。成人の一日の必要量は100㎎ですから、100gで必要量の約40%を摂る事ができます。

ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠です。このコラーゲンは体を構成するたんぱく質の30~40%を占め、体の形成や機能の正常化に必要不可欠な物質です。

皮膚組織では水分以外の70%がコラーゲンです。

コラーゲンは細胞と細胞をつなぎ、酸素や栄養を補給し、老廃物を取り除く経路をつくっています。

ビタミンCが不足すると皮膚はみずみずしさをなくし、かぜをひきやすく、さまざまな病気におかされやすい体になってしまいます。

また、一般に「美白効果」などといわれていますが、ビタミンCは皮膚においてメラニン色素が生成、沈着して皮膚の色が黒くなるのを防止する作用があります。

さらに、ビタミンCは植物性食品や海藻類などの食品に含まれる鉄の吸収率を上げます。

また、ビタミンCは免疫力を強化します。

ウイルスを迎え撃つ免疫活動の主力メンバーである白血球のはたらきを強化したり、自らもウイルスに攻撃をしかけたりするなど、攻めと守りの両面で体を守ります。

ビタミンU

キャベツから発見されたのでキャベジンと呼ばれています。

胃酸の分泌を抑えたり、胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にして、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を治りやすくしたりするといわれています。

眠っているキャベツを味噌汁にして食べよう

rp_500

キャベツの味噌汁は、美肌効果のある味噌のアミノ酸とキャベツのビタミンCが同時に摂れるのでお得な一品というわけです。

ところが、保存がきくのでついつい忘れがち。味噌汁にすればかさも減ってたっぷりいただけます。

調理のポイントは栄養を失わないように水にさらし過ぎないこと。

ビタミンC・Uは水溶性で長時間水にさらすと溶け出してしまいますので、大きな葉のままで洗うと損失が少なくて済みます。

レシピが気になる方はこちら

以前キャベツを使った味噌汁のレシピをご紹介しましたので、こちらからご覧ください。

⇒ キャベツと玉ねぎのみそ汁