家事に子育てに忙しいお母さんへ!「美容のための米麹甘酒の飲み方」をマスターして身体を喜ばせよう!

飲む点滴と呼ばれて親しまれている米麹甘酒は、日本で古くから飲まれている発酵食品です。お正月に飲んだり、少し昔なら夏場に飲んだりするイメージが強い飲み物ですが、美容のためにしっかり摂取しておきたい成分が含まれています。

このことから、近年女性を中心に人気が出ており、多くの商品が販売され、雑誌などのメディアにもよく取り上げられています。

今回の記事では、甘酒に含まれる美容に役立つ成分や、甘酒が苦手な方でも手軽に美味しく飲める飲み方などをご紹介します。

家事や子育てに忙しい毎日を過ごしているお母さんにもオススメの内容ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

米麹甘酒に含まれる美容に役立つ成分とは?

米麹甘酒は、蒸した米に麹菌を添加し、麹菌を繁殖させて作ります。
甘酒に含まれる成分には、次のようなものがあります。

  • ビタミンB群
  • 食物繊維
  • オリゴ糖
  • フェルラ酸
  • コウジ酸

美容目的で甘酒を飲む方は、これらの成分の名前を覚えておくと良いでしょう。

美容のために嬉しい働きとは?

肌や髪に役立つ成分

ビタミンB群は、代謝の過程で必要になる栄養素です。そのため、肌の代謝や髪を作る過程でも必要となる栄養で、これらが欠けると健康な肌や髪の維持ができません。

また、ビタミンB群は皮膚や粘膜の再生にも関わるので、肌のうるおいを保つことにも必要不可欠です。

お腹をスッキリさせる成分

食物繊維は、腸内の蠕動(ぜんどう)運動(排便のために必要な腸の動き)を促進し、お腹をスッキリさせてくれます。
オリゴ糖は、善玉菌のエサとなり、腸内環境において善玉菌を優位にしてくれます。腸内では、善玉菌と悪玉菌のバランスが重要で、悪玉菌が優位になってしまうと、便秘や下痢などのトラブルの元となります。

美容のための米麹甘酒にオススメなアレンジレシピ

美容のために甘酒を飲みたくても、甘酒が苦手……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、手軽にさらに美味しく甘酒を飲むための、おすすめアレンジレシピをご紹介します。

米麹甘酒×豆乳

甘酒と豆乳を1:1の割合で混ぜましょう。豆乳には、大豆イソフラボンが含まれているため、美容におすすめです。大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た構造をしており、更年期症状の緩和や、骨粗鬆症(こつそそうしょう)予防に役立つという専門家の報告が多数あります。

米麹甘酒×フルーツ

甘酒50ml程度と、お好きなフルーツをミキサーやブレンダーにかけて作るスムージーもおすすめです。甘酒には、果物に多いビタミンCがあまり含まれていないので、フルーツとの相性が良いといえるでしょう。

また、甘酒が苦手な方はフルーツを多めに入れると、かなり飲みやすくなります。
スムージーを飲む習慣がある方は、牛乳の部分を甘酒に置き換えてみませんか?

美容のために米麹甘酒を飲む場合の注意点

美容のために甘酒を飲む場合、飲む量には注意が必要です。

甘酒は、100gあたり約80kcalあるため、低カロリーな飲み物ではありません。

美容に嬉しい成分がたくさん含まれていますが、飲みすぎてはカロリーオーバーで、太ってしまう原因に。1日1杯(200g)程度を目安に、カロリーオーバーにならない工夫をしてくださいね。

まとめ

米麹甘酒に含まれるビタミンB群や食物繊維などは、代謝にかかわっていたり、腸内環境を調えてくれたりする成分です。

美容と健康を維持するために必要な栄養なので、毎日不足なくとるようにしてくださいね。