倦怠感やだるさを感じるお父さん必見!米麹甘酒には即効性の疲労回復効果が!

お正月になるとよくみかける甘酒。
しかし、近年の甘酒ブームにより、今ではスーパーなどで販売されることが多くなってきました。

そんな甘酒には、疲労回復効果につながるブドウ糖が豊富に含まれています。

仕事の疲れがたまっているときに、甘酒を飲んで効果的に疲労を回復しましょう!

疲れると甘いものがほしくなる理由とは?

仕事やスポーツなどで疲れると、甘いものが欲しくなることが多いのではないでしょうか。これは、私たちの体が、不足した糖分を早く取り戻したいと感じるためです。

私たちは、食事をした後に余った糖をグリコーゲンという形で肝臓に貯蔵しています。仕事などで体や頭をフルに使うと、体の中の糖とグリコーゲンを消費し、血液中の糖(血糖)が低下するのです。

血糖が低下すると、脳は血糖(ブドウ糖)以外をエネルギーとして使うことができないため、頭をフル回転させることも難しくなります。

米麹甘酒が生み出すブドウ糖

米麹甘酒は、発酵の過程で米のデンプンをブドウ糖に分解します。このブドウ糖こそが疲労回復のカギを握っている物質です。

ブドウ糖が含まれている甘酒は、米麹由来の甘酒だけで、酒粕由来の甘酒には、ブドウ糖ではなく砂糖で甘味をつけています。
疲労回復のためには米麹甘酒を飲みましょう。

ブドウ糖で疲労回復ができる理由

体の糖が失われ、疲労状態になっているときに活躍するのがブドウ糖。

体は他の物質からエネルギーを生み出すこともできますが、普通の食べ物では体内に吸収された後、エネルギーに変換するまでに時間がかかってしまいます。

ブドウ糖は直接血糖になりますので、血糖値をスムーズに回復し、疲労を回復させてくれるのです。

脳はブドウ糖のみをエネルギーとして使っている

私たちの体は、糖質(炭水化物)、脂質、たんぱく質を代謝してエネルギーを生み出しています。しかし、脳はブドウ糖しかエネルギーとして使うことができません。

そのため、血糖値が低い状態、つまり血液中のブドウ糖が不足すると、脳はエネルギーを生み出せなくなるのです。

仕事のパフォーマンスを上げるためには、頭をフル回転させなければなりませんから、仕事で疲れたときはブドウ糖を補給してあげましょう。

弱った患者に使う点滴に含まれるのもブドウ糖

疲労で倒れた方や、栄養の摂取が思うようにいかない患者に使う点滴にも、ブドウ糖が含まれています。これは、エネルギー不足になっている体を急速に回復させるためのものです。点滴により、血液にブドウ糖を直接入れることで、素早くエネルギーを作りだすことができるのです。

仕事疲れであれば点滴までの必要はありませんが、ブドウ糖を摂ることで素早く疲労回復することが可能となります。

糖尿病、血糖値が高い人は医師・管理栄養士に相談の上で

お父さん世代の中には、血糖値が高い方や、糖尿病と診断がおりている方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事でご紹介した内容は、血糖値が高い方や糖尿病の方には活用しづらい対策です。

健康な方であれば体に良い面が多い甘酒ですが、糖尿病やその予備軍の方は、血糖値のコントロールがしづらい体になっているので、ダイレクトに血糖となる甘酒を飲む際には注意が必要です。

一言で糖尿病、血糖値が高いといっても、個人差があるため、一概に甘酒を飲んでも良い、禁止である、とはいえません。
かかりつけの医師や栄養指導を担当している管理栄養士に相談の上、甘酒を飲んでも良いか判断してもらいましょう。

甘酒に含まれるビタミンB群にも注目!

甘酒には、ブドウ糖の他に、ビタミンB群も含まれています。
ビタミンB群は、糖質の利用効率を高め、疲労回復効果を高める役割を持っているので、
ブドウ糖とビタミンB群を含む甘酒は、疲労回復におすすめです。

まとめ

米麹甘酒に含まれているブドウ糖には、疲労を回復する効果が期待できます。
そのため、甘酒には即効性の疲労回復効果があるといえるでしょう。

疲れがたまり、ブドウ糖が不足してしまうと、仕事のパフォーマンスも下がってしまいます。

ぜひ、米麹甘酒で疲労回復をしていきましょう。