結局どの甘酒がおすすめ?甘酒選びで気を付けたいポイント5つ

檀れいさんや道端アンジェリカさんなど、多くの芸能人も飲んでいると話題の『甘酒』。

テレビや雑誌でも『便秘を解消できる』や『美白効果がある』など、健康面・美容面への効果が紹介されていますよね。

しかし、ひとえに甘酒といっても種類がたくさんあって、迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、甘酒を選ぶときに気を付けたいポイントを5つご紹介します。

ぜひ、参考にしてくださいね。

1.アルコールが入っていないか

甘酒はその名前から、お酒が入っているのではないか?と思われがちですが、アルコールが入っている甘酒と入っていない甘酒があります。

これらを見分けるポイントは、原材料を記載している成分表示です。

酒粕』と表示がある場合

微量のアルコールが入っている可能性があります。

”アルコールが1パーセント未満の場合は表示しなくても良い”ことになっていますので、アルコールが含まれていると明記されていないことがあります。

酒粕由来の甘酒は、お酒を造った残りの酒粕をしぼって砂糖を加えて作りますので、少量のアルコールが甘酒にも残るのです。

アルコールが1パーセント未満で運転等に支障が無い場合でも、アルコールでアレルギーがでる人は注意が必要ですね。

米、糀と表示がある場合

米糀由来の甘酒は、米糀が米を発酵させることでできる甘酒のため、アルコールはゼロ
運転される方や、妊婦の方、お子様でも安心して飲むことができます。

2.加工元や原材料が国産かどうか

日本は食料需給率が低く、外国産の食べ物がたくさん出まわっている国ですが、安全のためにもできるだけ国産のものを選びたいですよね。

原材料が『米』である商品のほとんどは国産ですが、加工元や原材料が国産かどうかは念のため確認しておきましょう。

3.カロリーはどれくらいか

飲料メーカーが販売している甘酒を購入する際には、カロリー表示もしっかりと確認しましょう。

製造する過程で味を調節するために砂糖を入れている場合、製品によってカロリーが大きく異なる可能性があります。

4.添加物が入っていないか、名称が甘酒か

市販の甘酒を購入する場合、添加物に注意しましょう。
原材料表示は使用した原材料を全て表示するよう、JAS法で定められています。

また、食品添加物は原材料と分けて記載(表示の後ろにまとめて記載したり欄をわけたりしています)されます。

添加物が入っていない甘酒とは?

甘酒の場合『米、糀』のみの表示がされている甘酒は添加物が入っていないといえるでしょう。

また、米糀をたくさん使っている甘酒の場合は、順番が「米糀、米」となっている場合もあります。

添加物が入っているかもしれない甘酒とは?

自販機などで手軽に購入できる甘酒の場合は、名称が「清涼飲料水 甘酒」となり、
原材料名が「甘酒(米、糀、塩)、ブドウ糖液、水あめ、はちみつ……酸味料、香料」と表示されているものもあります。

清涼飲料水の法的な位置づけは、アルコールを含まない飲み物全般なので甘酒も清涼飲料水に分類されます。

しかし、原材料名に「甘酒」が含まれているとなると、他の食品や添加物が含まれているということになりますので、
できる限り米と米糀以外の原材料を含まないものがおすすめです。

5.食物繊維は摂取できるか

栄養成分表示の食物繊維の欄にも注意しましょう。
自動販売機で手軽に購入できるような甘酒では、食物繊維が十分に摂取できない可能性があります。

米と米糀を発酵させた甘酒には、米のつぶつぶがたくさん残っています。

繊維質な部分はこのつぶつぶに多く含まれていますので、
それを除去して水分だけを販売している商品には、食物繊維があまり入っていない可能性があるのです。

よって、栄養成分表示の食物繊維の欄は必ず確認しましょう。

食物繊維は、甘酒に期待されているお腹をスッキリさせる成分です。
せっかく甘酒を飲むのなら、しっかり摂りたい成分ですよね。

パッケージを見て甘酒を選ぼう!

 

甘酒を選ぶときに注意したい点を5つご紹介しました。

簡単にまとめると…「米糀由来のアルコールが入っていない国産の甘酒」が一番おすすめだということです!

甘酒選ぶ際は、パッケージの表面から裏面までじっくり見て選んでみてください。